カッコ悪い助け方
今朝の事です。
国府の跨線橋の登り終わり付近で、私の前を走る軽自動車が、シャバシャバ&デコボコ道路にハマり、立ち往生してしまいました。
私は車から降り、他にも駆けつけた人と合わせて男3人で、その軽自動車を何とか脱出させることに成功しました。
「ありがとうございました!」と何度も頭を下げながら、その運転手の女性は走り去っていきました。
まぁ当然の事をしたまでですが、自分で言うのも何ですが、すばらしい美談です。
否!違うんです!これ、事実ですが真実ではないんです!
実は、私ははじめ立ち往生した軽自動車を追い抜いて走り去ろうとしました。
でも天罰です。
私の車も一時停止した際にハマって動かなくなってしまっていたのです。
ですから、仕方なく車から降りて、まずは前の車を脱出させたまでです。
幸い私の車は、少しバックして自力で再発進することができましたが、女性運転手に言われた「ありがとうございました」に後ろめたい罪悪感を感じていました。
この話には、まだ続きがあります。
そんなことも忘れかけた今日の昼過ぎに嫁からLINEが届きました。
「今朝〇〇さん助けてくれてありがとう。ホントに助かったとお礼言っといて言われて。」と、実は女性運転手は嫁の仕事場の同僚だったのです。
さらに私を打ちのめす一文が続いていました。
「旦那さんの車もハマったみたいだったけど大丈夫だった?」。
そうです。完全にバレていました。
恥ずかしい。申し訳ない。
安全運転はもちろん思いやり運転を心がけようと痛感した出来事でした。
<イメージ写真>